« H21新司合格発表 | トップページ | プロとして生きるということ »

2009年9月 5日 (土)

正しい認識をする能力

事実をありのままにとらえて正しく認識することは,とても大事な能力です。

例えば,今年度の新司法試験の合格発表について,「今年から新司法試験の合格者の氏名の発表はない」などと記述する方がおられます。
しかし,法務省-平成21年新司法試験の合格発表日時等について(PDF)は,「本年は氏名の掲示は行いません」とするのみであって,平成22年度以降の発表について何ら述べるものではありません。
もちろん,平成21年度がこのような形式をとるのですから,次年度以降も同じ形式になることは強く推認されます。ですから,来年度からも氏名掲示をしないのだろうとする記述は,誤りとはいえません。
しかし,それを法務省が公表したとして,上記のPDFファイルだけを根拠にすることは,明らかな誤りです。

ありのままに素直に事物を見ることは,判例の射程範囲を正しく探ることなどにつながり,法律を仕事とする者にとって,極めて重要な能力と思っています。
物事を正しく認識するということを,常に心がけていきたいです。

|

« H21新司合格発表 | トップページ | プロとして生きるということ »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« H21新司合格発表 | トップページ | プロとして生きるということ »