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2009年9月24日 (木)

新司問題解析の方法論

先日,今年不合格だった方に,「新司法試験の問題解析って,どのようにするんですか?」と質問されました。

続けてその方が発した言葉に,気を失いそうになりました。

短答の過去問って,一回解けばいいんですよね?

もちろん,そんなわけではありません。

既に本試験で出題された短答の問題は,肢ごとにすべて○×を考えるのです。

肢ごとの解説を書籍にしたものとしては,辰巳法律研究所のものがすばらしいです。
しかし,これは,他人が書いたものを読んでも意味はないと考えています。

条文知識の問題なら,自分で六法をめくる。
判例理解の問題なら,元の判旨に当たる。
学説を用いた問題なら,できれば元の文献を探す。

こうして自ら手を動かし,頭をフル稼働させて,汗をかいたものしか身に付きません。
とここまでしても,次に同じ問題を解くときには,忘れているかもしれない。
そのときにも同じことをするのは無駄です。
そこで,参照文献を手繰れる程度にメモを残しましょう。

ま,時間との兼ね合いもありますけどね。

 

と,さらに続けて聞いた言葉には,倒れそうになりました。

今日は論文の解析をした。
立ち読みした法学セミナーで,だいたいあってるのを確認した。
よかった!

立ち読みで確認したって…。
本は,買ってください。
法学セミナーのよしあしは別として。
「だいたいあってる」なんていう,いい加減な解析になっちゃいますよ。

いい加減な解析は,時間の無駄です。
時間の無駄を積み重ねると,また落ちます。

 

まとめ。

やるときゃ,時間と金をかけて,きっちりやる。

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コメント

私は、一年目落ちたときに、
択一のどの問題を間違えたのかを徹底的にcheckしたました。そして各問題ごとに、条文を知らなかったのか、判例を知らなかったのかで分類していきました。

やはり分析は細かくやるにこしたことがないですよね。

投稿: みかん | 2009年9月24日 (木) 11時23分

頑張ったのに不合格だった,というのは,
どこかで頑張り方を間違えているんですよね。

自分を見つめなおさないと,間違った方向のまま
突き進むだけなので,

結局,合格線にはたどり着けない,という。

投稿: み (管理者) | 2009年9月24日 (木) 15時22分

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