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2009年6月 8日 (月)

H21新司短答学校別散布図

平成21年度新司法試験短答式学校別自主規制率・回避率・合格率散布図です。

H21_2横軸に回避(いわゆる,受控え)率を,縦軸に合格率を置いた散布図です。

回避する人は,試験に自信がなくて回避するとみれば,回避率が高ければ合格率は上がることになります。

しかし,回避率が上がるにつれ,ゆるやかに合格率は低下していく傾向にあるようです。
すると,上記の見解はとりえないことになります。

H21_3

一方,自主規制(=願書提出はしたが卒業させなかったなど)率を横軸においてみるとどうでしょう。
右が横軸に自主規制率を,縦軸に合格率を置いた散布図です。

自主規制されてしまう人は,試験を受験するに足りる実力がないと判断されて自主規制されてしまうとみれば,自主規制率が高ければ合格率は上がることになります。

しかしこれも,自主規制率が高くなっても,合格率が高くなっているとはいえないようです。もっとも,自主規制率のバラつきがそれほどないため,正確ではないかもしれません。

 

回避率が上がっても,合格率が上がるどころか,かえって合格率は下がります。
すると,「自主的な」回避を生み出す唯一の原因である「3回」の制限は,受験生を1年(人により,2年ないしそれ以上。)もの間,世に放浪させているだけとなります。
そして,回避率が高いうえに合格率も低い学校は,学生に意地でも受験させるような教育を施すべきです。合格率上位5校は,愛知大学を除き,他は全て回避率も上位(=回避が少ない)5位以内です。

また,自主規制率を高めても,合格率の向上には結びつきません。すると,合格率を高めるためには,自主規制という方法以外によらなければなりません。

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